愛知県一宮市 「尾州テキスタイル」の魅力にふれる

  1. 愛知県一宮市 「尾州テキスタイル」の魅力にふれる
農衣料・ファッション

愛知県一宮市 「尾州テキスタイル」の魅力にふれる

イタリアのビエラ、イギリスのハダースフィールドと共に、世界三大毛織物産地にして、国内最大と云われる日本の尾州産地はここ一宮を中心に広がっている。「尾州毛織物」の魅力を座学で学び、案内付きで工場見学を実施し知識を深めます。尾州毛織物の歴史、技術を学び、作り手の想いを知る、特別なツアーです。




【日程】

見学箇所①~⑩から選択ください。それ以外の施設、長期間の研修、視察も対応可能です。ご相談ください。




【行程】

  • ①Re-TAiL(リテイル、旧・尾西繊維協会)

    1933年に、尾西織物同業組合事務所として建築された「リテイル」は、濃い茶系のスクラッチタイルに白い隅石で縁取られた外壁、ゴシック風のアーチ窓とヘリンボーン柄に貼られたタイルが印象的な昭和モダンテイストのビルです。2007年に近代化産業遺産(経済産業省)に認定されました。
    企業間のみで一般に流通していない生地の販売や、老舗毛織物メーカーである国島(株)が直営するオーダースーツ専門店「国島コンセプトテーラー」の他、魅力的なテナントが入居する。繊維、デザイン、ファッションなどクリエイティブな活動の場所としても活用されています。
    http://re-tail.jp/

  •  

    ②葛利毛織工業(株)

    せんいのまち尾張一宮にある、葛利毛織工業は、100年以上の歴史ある高品質な毛織物を、今では珍しい「ションヘル織機」で生産する企業。趣のある外観と若い職人さんの技術に触れてみてください。
    3つの飲食施設を併設。
    https://bt-net.jp/shops/d/pages/

  • ③(株)ソトー

    織機や編機で作られたばかりのテキスタイルはファッションの原石にすぎません。
    ファッション衣料素材となるためには、デザイナーが表現したいテーマや様々な着用シーンに沿った色彩、質感が備わっていなければなりません。
    原石としてのテキスタイルに、衣料素材としてのファッションマインドを吹き込む技術。
    それが、SOTOHの染色加工技術なのです。
    http://www.sotoh.co.jp/

  •  

    ④東和毛織(株)

    当社はウールや獣毛を活かした梳毛糸・意匠糸を提案します。なかでもアルパカやモヘアなど毛足が長く紡績が難しいとされる獣毛原料を得意としています。
    メイド・イン・ジャパンにこだわり小ロット・多品種に対応できる設備背景を強みに魅力ある素材を生み出し、お客様より信頼され期待され必要とされるメーカーになる努力を続けます。
    https://www.towakeori.co.jp/

  • ⑤国島(株)

    1850年に創業した尾州最古の毛織物メーカーです。「生地で世界をやさしくしたい」をメッセージに、高度な技術で多様な商品を企画、提案しています。その洗練された高度な技術に触れてみてください。
    http://www.ckktex.co.jp/

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    ⑥尾州のカレント

    日本一の繊維産地、尾州の繊維企業に属する若手社員が中心になって組織された産地活性サークル。カレントとは水の流れを意味し、繊維産業の分業や流通を指す言葉です。

    想いを共有する「尾州のカレント」に集う企業

    大鹿株式会社
    生地作りから縫製まで幅広いモノづくり手掛けるメーカー。コートブランド「blanket」などを立ち上げる。尾州のカレント代表。

    木玉毛織株式会社
    日本の伝統技術であるガラ紡に着目し、オーガニックな素材を用いたモノづくりを得意とする。自社ブランド「nicori」が好評。

    葛利毛織工業株式会社
    世界的にも珍しい、旧式シャトル織機による上質な生地を織り続ける。年間450人以上の見学客を受け入れています。

    シバタテクノテキス株式会社
    卓越した技術で、尾州デニムを製造販売する。ウール以外にも麻、綿を得意とし、ファクトリーブランド「RANHERRI」を展開。

    松永株式会社
    自社生産の学生服メーカー。ドイツから輸入したプリーツ機は希少価値が高く高品質な学生服を作り続ける、プリーツの伝道師。

    みずほ興業株式会社
    独自の技術を持つ染色整理工場。外観、機能性、触り心地など生地に様々な表情を与える、生地作りのアンカー。
    http://www.moriyasu.biz/


  • ⑦(公財)一宮地場産業ファッションデザインセンタ―

    FDCは、繊維産業を代表とする尾張西部地域の地場産業振興を図るため、昭和59年2月に開設されました。開設にあたっては、国・愛知県・一宮市を始めとする地域24市町村や18業界団体(愛知県繊維振興協会)が協調し、実現を図りました。
    場所は、尾張西部地域のほぼ真ん中に位置し、あいち産業科学技術総合センター尾張繊維技術センターとも隣接しており、事業も両機関が各々の機能を補完し有機的連携を持って活動しています。開設以来、情報の収集・提供、新商品開発、人材養成などの振興事業、とりわけファッション情報の収集・提供事業に力を注いでいます。
    例年2月頃に、糸に特化した商談会「JAPAN YARN FAIR(ジャパンヤーンフェア)」を尾州産地で開催し、川上事業者の情報発信・提案の場を設けることで、川中事業者の高付加価値のものづくりの創出を支援し、ひいては産地・業界の新たな活路を見出す一助となることを目的に、FDCが主催し開催しています。同時開催の総合展「THE尾州」では、「ジャパンテキスタイルコンテスト」の優秀作品を常設展示します。
    http://www.fdc138.com/

  • ⑧一宮市豊島記念資料館

    織物関連の織機・撚糸機・染色整理機械などを展示しています。2007年(平成19年)、主な収蔵物が「一宮市の織物関連遺産」という名称で経済産業省、近代化産業遺産群33に認定されました。

  • ⑨一宮市博物館

    館内のたいけんの森は、いろいろな体験用アイテムを通して、歴史や文化に触れることのできるコーナーです。 利用・体験は無料です。

    はたおり・糸つむぎ体験 毎週土・日曜日
    わくわく体験 毎週土・日曜日、祝休日
    例) ・かわり絵カード
    ・戦国のよろい・陣羽織の試着体験 等
    http://www.icm-jp.com/index.shtml

  • ⑩【近隣施設 岐阜県羽島市】テキスタイルマテリアルセンター

    岐阜県羽島市にある当施設では10万点以上の素材サンプルを常時展示。
    日本全国から毎年3,000点以上もの最新素材が集まる仕組みの構築により、全国からテキスタイルメーカーやアパレルメーカー等が商品開発を行うために訪問しています。 https://matesen.com/




【地域のおすすめ】

  • コンベンション施設「尾張一宮駅前ビル(iビル)シビックホール」

     

  • コンベンション施設「一宮市民会館」

     

  • 宿泊施設「APAホテル」

     

  • イベント会場「尾張一宮駅前ビル(iビル)シビックテラス」

    尾張一宮駅前ビル3Fイベントスペース

  • おすすめ施設①
    宿場街道「起宿」

    起宿は、美濃路7宿の一つで400年の歴史を持つ宿場町。披本陣跡、旧湊主屋、旧林家住宅、大いちょう、宮河戸跡など、当時の雰囲気が残っています。国登録有形文化財建造物の旧林家住宅や日本庭園が見どころです。

  • おすすめ施設②
    パワースポット「真清田神社」

    天照大神の孫神である、天火明命(あめのほあかりのみこと)が祀られる神社。境内は一宮市の中心、本通りの正面目抜きにあり、一宮市が、神社を中心として発達した町であることが分かります。 古来、周囲には土塀をめぐらし馬道具の飾立場とすると共に出店を設け、門前市も盛大に開かれていました。本殿・渡殿は平成18年に文化庁より国の登録有形文化財に指定されました。
    また、境内摂社する服織神社(はとりじんじゃ)は、萬幡豊秋津師比売命(よろずはたとよあきつしひめのみこと)を御祭神とし、織物の神様として、織物業が盛んな当地で篤い信仰を集めており、別名を棚機姫神(たなばたひめのかみ)と呼ばれ、七夕伝説の「織姫」と同一と考えられており「縁結びの神様」としても信仰を集めている。

  • おすすめ施設③
    のこぎり屋根工場の活用「のこぎり二(平松毛織)/YUT@CAFE(ゆたかふぇ)」

    かつては、繊維工場であったのこぎり屋根の工場をリノベーションした施設。アートギャラリーとカフェが併設されています。この地域によく見られるのこぎり屋根の工場は、直射日光を防ぎ、安定した光源を得られる建築技術として、繊維工場で利用されていました。




INFORMATION

開催期間 2021年01月07日~2025年12月31日
開催場所 一宮市内
アクセス 電車:名古屋駅より、JR尾張一宮駅、名鉄一宮駅まで10分程度
自動車:名神高速道路・東海北陸自動車道・名古屋高速道路の各ICあり
お問い合わせ 〒491-0858 一宮市栄四丁目6番8号
TEL:0586(72)4611 FAX:0586(72)4411
info@ichinomiya-cci.or.jp
所要時間 8時間程度
対象年齢 10歳~70歳
最少催行人数 5人
受入最大人数(募集人員) 20人
雨天時対応
事前予約
予約受付期限 10日前17:00まで
その他注意事項 要事前予約
受付時に必要な情報:担当者の連絡先、見学の主旨

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