藪川神楽
ヤブカワカグラ

当サイトに掲載されている画像は、SBIネットシステムズの電子透かしacuagraphyにより著作権情報を確認できるようになっています。
郷土芸能
岩手県 | 盛岡市
藪川神楽は,住吉神社に奉納する踊りを求める住民の希望から,別当である小倉清順(こくらせいじゅん)が,1820(文政3)年より旧見前村の見前神楽(現見前宮崎神楽)を習得したのがはじまりである。現在は17演目を伝承しているが,「御神楽(みかぐら)」・「八幡(はちまん)」・「山の神」は比較的テンポが早く,美しい足拍子を多く踏み,全体的に躍動感のある舞となっている。幕出だしと終わりに神唄を唄うが,この方法は他地域で詞章(ししょう)や舎問(しゃもん)を唱えるのとは異なり,玉山区全域にみられる特徴である。獅子頭権現(ごんげん)を舞わして悪魔祓いや火伏せの祈祷をし,演目は「八幡」・「山の神」などの神舞(かみまい),「翁」,武士の舞,神話をモチーフにした舞踊劇,それに狂言があり,いわゆる山伏神楽の古体を遺した芸能として特色がある。
基本情報
所在地 | 〒028-2711 岩手県盛岡市薮川字外山 |
---|---|
問合せ先 |
盛岡市無形民俗文化財保存連絡協議会(盛岡市教育委員会歴史文化課内) 〒020-0835 岩手県盛岡市津志田14-37-2 TEL 019-639-9067 FAX 019-639-9047 |
ホームページ | http://www.city.morioka.iwate.jp/shisei/moriokagaido/rekishi/1009335/1009358/1009359.html |
メールアドレス | edu.bunka@city.morioka.iwate.jp |
文化財 |
・市町村指定重要無形民俗文化財 指定年:2008 年 7月 |
保存者 |
藪川神楽保存会 |
時期 |
8/16 住吉神社奉納 自治会新年会舞初め、芸能祭、新築祝など |