朝日社叢
アサヒシャソウ

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植物
富山県 | 氷見市
朝日社叢は天然記念記念物に指定されている面積は広く、原生林的な風格があり、スダジイ、イヌシデ、タブノキの高木層、ヤブツバキ、モチノキ、ヒサカキの亜高木層、スダジイ、シロダモ、ユズリハ、ケヤキなどの低木層、そしてヤブコウジ、ジャノヒゲ、ベニシダ、キズタなどの林床の四層構造で構成され、林縁もあり生育する植物種が多く存在します。今時、人が出入りする山にはこのような森は見られません。またこのような森が形成されるまでには400年以上の歳月がかかるといわれています。
朝日社叢のある小境は伊勢神宮と関係が深く、明治初年まで加賀藩主より伊勢の御師堤大夫(おしつつみだゆう)に寄進された伊勢領があったところです。朝日神社と夕日神社に祀られている神は伊勢神宮の内宮と外宮の祭神で、ここで「はだしまいり」が行われたと伝えられています。鳥居の前で履物を脱ぎ、裸足で参道を進み参拝したとされることから、こうした自然環境が残されたと考えられます。
基本情報
所在地 | 〒935-0413 富山県氷見市小境字前田1番地 |
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問合せ先 |
氷見市立博物館 〒935-0016 富山県氷見市本町4番9号氷見市教育文化センター1階 TEL 0766-74-8231 |
ホームページ | https://www.city.himi.toyama.jp/gyosei/bunka/sports/7/3856.html |
アクセス |
・能越自動車道灘浦ICから車で2分2Km ・JR氷見駅から車で17分9.2Km |
文化財 | ・都道府県指定天然記念物 |
時期 |
通年 |