昭和３６年に、石灰岩の採掘場から多くの動物化石とともに化石人骨が発見され、３７・３８年には東京大学により調査されています。
人骨は約1万8000年前のもので「浜北人」と命名され、本州で唯一確認されている旧石器時代の人骨として貴重なものです（東京大学所蔵）。
人骨と獣骨の複製品は、市民ミュージアム浜北で見ることができます（浜北区貴布祢２９１-１）
現地では化石発見後も石灰岩の採掘が行われたため地形が大きく変わり、遺跡のあった洞窟も失われていますが、遺跡の場所を示す標識と解説板が立っています。