DMOを担う人材研修プログラム

カリキュラム ー基礎編ー

❺ 効果的なプロモーション(WEB・メディア・商談会・キャンペーン等)

■プログラムの概要

【概要】

観光プロモーションの手法には様々なものがあるが、中でも特にインターネットを活用したプロモーションは効果の高い手法であり、ここではその主な活用方法を解説する。

【履修科目】

1.ウェブマーケティング
2.ソーシャルメディア(SNS)
3.インターネット広告
4.ウェブと親和性の高いアクション「広報(PR)」
5.ウェブと親和性の高いアクション「CRM(顧客管理)」

■プログラムの狙い

ウェブサイトなどインターネットを使ったプロモーション手法を学習し、自地域のオンラインでのプロモーション活動に活かせる知識を身につける。

■プログラムの目標

本プログラムの中で自地域のオンラインプロモーションに活用できる手法を発見し、実践に結び付ける。

■研修プログラムスケジュール

時刻 種別 講義の概要 進め方
9:30 基礎編 ふりかえり(地方創生カレッジ「効果的なプロモーション」の基本的知識のふりかえり) 座学
10:15 実践編1 基礎編を深化させたプロモーション理論の学習
*科目・概要については下記参照
座学
12:00 昼食休憩
13:00 実践編2 学習した内容を踏まえ、自分の地域でどのような活動ができるかを考察、議論。事例を見てさらに考察、議論を深める グループワーク
15:30 プレゼンテーション 各グループの発表、参加者によるコメント・評価を実施 グループワーク
16:30 講評
17:00 終了 アンケートを実施

■履修科目詳細
はじめに

No 概要 トピックス
0-1 消費者が旅先を認知してから旅行するまでの行動モデル ・旅行者の行動モデル「DCATS」について
0-2 押さえておきたいメディアの種類 ・主なメディア3種類とそれぞれの特徴

【科目1】ウェブマーケティング

No 概要 トピックス
1-1 ユーザーのインターネット利用と旅行 ・統計データや旅行中のユーザーのインターネット利用について
・モバイルサイトの重要性
1-2 ウェブサイトでの情報発信 ・ウェブサイトの基本
・ウェブサイトへの誘導方法
1-3 検索サイトからの集客 ・何故検索エンジン最適化が重要か
・SEO/SEMとは
演習(1) 「顧客接点となるキーワード」
演習(2) 「観光ブランドを考える」
演習(3) 「勝手にSWOT(日本)」
1-4 コンテンツマーケティング ・コンテンツマーケティングとは
・コンテンツマーケティングの実例
1-5 ウェブサイト閲覧状況の分析 ・Googleアナリティクスとは
・ウェブサイト解析でどんなことが見られるのか
1-6 旅行販売の流れ ・OTA、メタサーチの基本情報

【科目2】ソーシャルメディア(SNS)

No 概要 トピックス
2-1 SNSの基礎知識 ・SNSとは
・主要SNSの解説(Facebook、twitter、instagramなど)
2-2 ユーザー利用のトレンド ・旅に関してどのようなシーンでSNSが利用されているのか
(タビマエ、タビナカ、タビアト)
2-3 SNSで できること ・ウェブサイトとの相違点
・「傾聴」「対話」「交流」
2-4 SNS活用事例 ・SNS活用の参考事例

【科目3】インターネット広告

No 概要 トピックス
3-1 広告の基礎知識 ・広告とは
・様々な広告の種類
3-2 広告の目的 ・検索サイトやその他ウェブサイト上でのリスティング、バナー広告、SNS広告などの概要
・興味レベルによる使い分けのアイデア
3-3 オンライン広告とは ・様々なオンライン広告の種類
3-4 オンライン広告の効果 ・知っておくべき広告効果と関連用語
3-5 オンライン広告の指標 ・オンライン広告の効果測定に使われる指標
3-6 オンライン広告のメリット ・オフライン広告と比較した場合のメリット

【科目4】ウェブと親和性の高いアクション「広報(PR)」

No 概要 トピックス
4-1 プレスリリース ・プレスリリースとは何か
・配信する際の流れ
4-2 プレスツアー ・プレスツアーとは(FAMツアーと異なる点)
・主要な実施方法と、実施にあたって気をつけるべき点
・オンラインメディア招請プレスツアーのメリット
4-3 画像・動画などの資産による広報 ・視覚的広報の重要性
・具体的な活用方法
4-4 最近のPRトレンド ・アンバサダーマーケティング(一般のファンの力を活用)
・インフルエンサーマーケティング(インスタグラム上のカリスマなど)

【科目5】ウェブと親和性の高いアクション「CRM(顧客管理)」

No 概要 トピックス
5-1 顧客分析 ・Googleアナリティクスなど顧客データ分析で出来ること
5-2 メールマガジン ・分析結果や設定した顧客層に向けての効果的なメール
マガジンの配信による最新情報発信
5-3 既存顧客のフォローアップ ・CRMを使った既存顧客フォローアップ事例

まとめ

No 概要 トピックス
6-1 観光プロモーションと予算配分を考える ・「DCATS」に基づく予算の割り当て
演習(4) 「予算配分のポートフォリオを考える」
6-2 これからインターネットで起きること ・まとめ
・未来の旅行者行動

■プログラム策定にご協力頂いた有識者、講師の皆様

<講師プロフィール/スライド提供>
鶴本浩司(つるもと こうじ)
株式会社マーケティング・ボイス 代表取締役
外国政府機関(オーストラリア政府観光局)を経て、2002年、ツーリズム(観光・旅行)に特化したマーケティング会社「株式会社マーケティング・ボイス」を設立、代表取締役社長に就任し、現在に至る。その他、観光産業ニュース会社「トラベルボイス」の代表取締役社長や、ツーリズム専門のシンクタンク「JTB総合研究所」の客員主任研究員、テクノロジー企業「パイプドHD」(東証一部)の社外取締役も兼任。諮問委員も兼任。また連載コラム執筆やセミナー講演などでも活動中。著書に「観光のビジネスモデル」(共著)等。

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