このたび、季刊「観光とまちづくり」冬号(No.558)を発行いたしました。
今号の特集は「世界遺産を守り活かす」です。
2025年1月現在、日本国内のユネスコ世界遺産への登録数は、文化遺産が21件、
自然遺産が5件で、合計26件になります。さらに暫定遺産が4件あり、今後も登録
数は増えていく見込みです。一方、世界遺産の保全と活用の両立にはさまざまな
課題があります。国内の世界遺産と暫定遺産の事例から、これらの遺産の保全と
観光活用について考えます。
<事例1>暮らしの向上と観光客へのもてなしで 持続可能な観光を推進
… 白川郷荻町集落の自然環境を守る会
<事例2>主役は佐渡島の住民 地域との対話で進める佐渡の観光
… 佐藤達也 (一社)佐渡観光交流機構 事務局長
<事例3>縄文杉だけではない屋久島 自然と里を楽しむ観光
… 屋久島町観光まちづくり課、(公財)屋久島環境文化財団
<事例4>過去・現代・未来を考える、 縄文1万年の旅に出かけよう!
… 岡田康博 縄文遺跡群世界遺産協議会長
<事例5>世界遺産を目指す 「飛鳥・藤原の宮都」の取り組み
… 世界遺産「飛鳥・藤原」登録推進協議会
そのほか、各種テーマ毎の地域、企業の取組などを紹介しております。ぜひ、
お手に取っていただき、みなさまの活動の参考にしていただければ幸いです。