第11回観光立国推進協議会を開催しました。

  1. 第11回観光立国推進協議会を開催しました。

2025年01月20日

第11回観光立国推進協議会を開催しました。
 2025年1月15日(水)、第11回となる観光立国推進協議会(事務局・日本観光振興協会)を東京プリンスホテル
にて開催しました。
 本協議会は、幅広い産業と地域が一体となり、今後の観光立国推進に向けての指針を示すべく、旅行、宿泊、交通、飲食
などを中心とした100の企業・団体が加盟しています。 
 冒頭、当協議会の委員長を務める日本観光振興協会の菰田正信会長から、4月に大阪・関西万博が開幕し、9月に東京2
025世界陸上、11月にデフリンピックといった国際大会が開かれることに触れ、
こうした機会をとらえ、インバウンド
需要の恩恵を確実に日本各地の隅々まで行き渡らせ
るため、国の政策と歩調を合わせていきたいと挨拶しました。
 続いて、来賓として観光庁の秡川直也長官からご挨拶いただき、「昨年、インバウンド客数はコロナ前の2019年を超え、
3700万人近くになり、消費額も8兆円を超える数字となる見込み。今年はこのトレンドを
大事にし、外国の方により日本に
来ていただき、楽しんでいただくことに加え、日本人の海外旅行や国内観光も含めて、3つ同
時に次のステージへ進んでいき
たい」と述べられました。
 協議会では、2025年日本国際博覧会協会の髙科淳副事務総長から、今年4月13日から開幕する大阪・関西万博について
最新の情報を報告いただいたほか、観光庁多田浩人総務課長からは、最近の観光情勢と観光庁の取組を説明いただき
ました。
 その後、委員から2025年度の各業界や企業・団体の見通しについて、さまざまな視点から意見をいただきましたが、
その中で訪日旅行客の地方分散を課題とされる意見が目立ちました。