沿革

公益社団法人日本観光振興協会の沿革

公益社団法人日本観光振興協会の歴史は、我が国の観光の変遷と歩みを一つにしています。

 昭和6年日本各地の観光協会、地方自治体等によって「日本観光地連合会」が結成され、これを母体に、昭和11年11月に任意団体として「日本観光連盟」が発足しました。太平洋戦争激化のため、その活動が休止のやむなきに至りましたが、昭和21年6月に「全日本観光連盟」として復活し、翌22年に社団法人化されました。

 昭和34年に制定された「日本観光協会法」により、社団法人全日本観光連盟は、財団法人国際観光協会と合体し、「特殊法人日本観光協会」が設立されました。
その後、昭和39年4月に日本観光協会法が改正され、特殊法人日本観光協会は、国際観光の振興を図る「特殊法人国際観光振興会」と、国内観光の振興を主体に併せて外客受け入れ体制の整備を図る「社団法人日本観光協会」とに再び分離しました。その後、平成4年6月には、財団法人日本観光開発財団を統合しました。

 平成23年4月、観光立国の実現等新しい時代の要請に応える体制を確立するため、「社団法人日本観光協会」と「社団法人日本ツーリズム産業団体連合会」が合体し、「社団法人日本観光振興協会」として新たにスタートしました。観光の主体である「地域」における観光振興のための活動を支援し、その促進を図るとともに、地域と産業界の幅広い連携を図ることにより、強力に観光振興を推進していくこととしたものです。