2025年06月02日
提言・広報
我が国は、四面を海に囲まれて、古くから海に生活の多くを依存するとともに、海によって交通、輸送、産業、文化の交流など、海と親しみながら今日の日本を築き上げてきました。世界でも最も海の恩恵を受ける国の一つです。さらには海の環境を保全すること、海洋資源の開発は、人類のさらなる発展の礎ともなる重要なものです。
観光産業では船舶による快適な広域周遊旅行や離島への旅行はもとより、海水浴やマリンアクティビティ等の体験活動や海洋学習、そして地域色豊かな海の幸をその地で味わうことなど、幅広い層で海や船に触れる機会を創出していると共に海の恩恵を享受しております。
これら海の恩恵に感謝し、海を大切にする心を育てることを目的に、「海の日」を国民の祝日にしました。観光産業でも「海の日」の意義について深く理解するとともに、継承されてきた素晴らしい伝統と文化についても再認識し、国民の理解を深めるためにも、各種活動を通じて「海の日」の意義について、広報、周知に努めております。
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