研修の目的
必修
実務人材、中核人材のベースとする『必修』講座では観光庁発行の3冊のガイドブック*をベースに、観光地経営全般にわたって基本的な考え方をバランス良く学ぶことができます。講座作成にあたっては、観光地経営に深い見識をお持ちである3名の有識者から助言をいただきました。
<有識者>
- 梅川智也先生(國學院大學 観光まちづくり学部 教授)
- 清水哲夫先生(東京都立大学 都市環境学部 観光科学科 教授)
- 矢ケ崎紀子先生(東京女子大学 現代教養学部 経済経営学科 教授)
<『必修』講座概要>
| 講座名 | 講座趣旨 | 講師(敬称略) |
|---|---|---|
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第1章 「持続可能な『観光地経営』のために」 〜「ビジョン」、「組織」、「財源」〜 |
この章では「持続可能な観光地経営」について学びます。 | 國學院大學 観光まちづくり学部 教授 梅川 智也 |
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第2章(1) 「観光地経営戦略の策定と実行」 |
この章では観光地経営戦略の策定と実行を学びます。 |
東京都立大学 都市環境学部 観光科学科 教授 清水 哲夫 |
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第2章(2) 「観光地経営戦略の数値目標と設定」 |
この章では観光地経営戦略の数値目標と設定の仕方・組織経営の基礎を学びます。 |
東京都立大学 都市環境学部 観光科学科 教授 清水 哲夫 |
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第3章 「マーケティング戦略の策定と設定」(1) 「マーケティング戦略策定のエッセンス」 |
この章では観光地域づくりにおけるマーケティング戦略策定のエッセンス学びます。 | INDIGO合同会社 府川 尚弘 |
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第3章 「マーケティング戦略の策定と設定」(2) 「商品開発・販売の実践」 |
この章では実際の流通につながる商品開発・販売の実践を学びます。 | INDIGO合同会社 府川 尚弘 |
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第4章 「財源の種類と特徴」 |
この講座ではDMOの財源の種類と特徴を学びます。 | 公益財団法人日本交通公社 旅の図書館 副館長 兼 観光研究部 上席主任研究員 菅野 正洋 |
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第5章 「地域内ステークホルダーとの連携」 |
この講座では地域においてステークホルダーとの関係をいかに構築するかを学びます。 |
一般社団法人飛騨・高山観光コンベンション協会 専務理事 山腰 和重 高山市 飛騨高山プロモーション戦略部 観光課 課長 山郷 三昭 |
*参考テキストの正式名称は以下のとおり
・観光地経営ガイドブック:観光地域づくり法人(DMO)による観光地経営ガイドブック(令和6年3月発行)
・観光地域マーケテイングガイドブック:
観光地域づくり法人(DMO)による観光地域マーケティングガイドブック(令和4年12月発行)
・自主財源ガイドブック:観光地域づくり法人(DMO)における自主財源開発手法ガイドブック(令和4年3月発行)
選択必修・地域事例研究
必修講座の基礎知識に加えて、実践的知識を多様な角度から習得できます。
まず「地域マネジメント」「観光地域マーケティング」「組織マネジメント」のうち一つを選択し、「選択必修」2講座と「地域事例研究」を受講します。
「選択必修」は実務者の取組に焦点を当てた講座、「地域事例研究」は当事者へのインタビューと現地取材映像をふんだんに取り入れ、現地視察しているかのような学びを体感できる講座となっています。例えば、「地域マネジメント」分野は、高付加価値化、経済波及拡大、多様な関係者との地域連携を組み合わせ、地域への裨益について多角的に学べる講座となっています。
<『選択必修』『地域事例研究』講座概要>
・地域マネジメント
| 『選択必修』講座名・講師(敬称略) | 講座趣旨 |
|---|---|
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『高付加価値化をめざした地域のガイドとの連携』 株式会社羅針盤 代表取締役 佐々木 文人 |
この講座では地域マネジメントに関して『高付加価値化をめざした地域のガイドとの連携』を学びます。 |
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『単価引き上げの手法と実践』 株式会社サービスマーケティング 代表取締役 清永 治慶(姫路観光CB マーケティングディレクター) |
この講座では地域マネジメントに関して、「観光地における単価の再設計と合意形成の実践」「値上げ=対立ではなく、「価値の再構築」と捉える」「姫路城の入場料(縦覧料)価格改定を例に、地域全体への波及とマネジメントを考察する」の3点を学びます。 |
| 『地域事例研究』講座名・地域 | 講座趣旨 |
|---|---|
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『地域マネジメントの先進事例DMOにおける実践』 株式会社かまいしDMC(岩手県釜石市) |
地域マネジメントを観光地経営でしっかりと実践している地域の観光地域づくり法人の実例を現地取材映像などを交えて理解し、各受講生が地域でそれらを観光地経営に役立てられるヒントをつかみ取ることを目的とします。 |
