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ターマン〜田芋〜(鹿児島県奄美大島)


九州の南方海上、鹿児島市と那覇市のちょうど中間くらいに位置する奄美大島は、亜熱帯海洋性気候の島。東洋のガラパゴスと呼ばれるほど独特の動植物が育ち、固有の民俗文化も育まれてきました。

温暖なこの島では、2月でも平均気温約15℃と、東京でいえば4月くらいの暖かさです。そんな春の陽気のなか、2月14日〜28日には、39種類もの体験が楽しめる「あまみシマ博覧会」が開催されます。天然塩を作ったり、歴史ウォーキングをしたり、島の踊りを習ったり。奄美の生活や伝統、文化に触れる貴重なチャンスです。

博覧会では、郷土料理など“食”に関する体験も多いですが、この時期の“旬”といえば、田芋とタンカンです。

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餅のような独特の食感の田芋。
日本では作れる地域が限られています


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南国の日差しを浴びて育ったタンカンは、
甘みと酸味が絶妙のバランス

地元でターマンと呼ばれる田芋は、東南アジアから伝わったサトイモの一種で、日本では沖縄や奄美大島などの限られた地域でしか採れません。粘りのある餅のような独特の食感で、甘みがあるのも特徴です。煮たり、蒸かしたりして食べます。

「作れる地域が限られているので、島内でも希少価値が高いです」と、地元の人。田芋は水田で作られ、しかも流水のほうが味が良いと言われます。水がきれいで豊富なところでしか栽培できないようです。自然と市場に出回る数も限られます。

島北部の屋似(やに)や小湊が主な産地。屋似では、あまみシマ博覧会中、田芋の収穫と試食が体験できます(要予約)。


タンカンは、ミカンの一種で、ポンカンとネーブルの交配種です。2月〜3月が旬です。

「非常に糖度が高く、酸味もしっかりしています。この甘みと酸味のバランスの良さがタンカンの特徴ですね」と、地元の農業関係者が教えてくれました。特に奄美大島のタンカンは「味がこゆい(=濃い)」と評価が高いそうです。

あまみシマ博覧会では、もちろん、タンカンにちなんだ体験もあります。タンカン農園で収穫体験をしたり、タンカンの加工品作りにチャレンジしたり(要予約)。

そのほか、カヌー下りなどたくさんの体験が待っています。2月はぜひ奄美大島へ!

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マングローブの林の中をカヌーで川下り。
奄美大島の人気の観光体験です


奄美大島の観光に関する問い合わせ先
■奄美市産業振興部紬観光課 TEL:0997・52・1111

●奄美市産業振興部からのコメント

「あまみシマ博覧会」は、島内外の方に奄美の魅力を知ってもらおうと今年から始めたイベントです。体験型の観光の人気がとても高いので、それを一堂に集めました。夏だけでなく、冬もこの時期ならではの楽しみがいっぱい。きっと新しい発見がありますよ。

温暖な奄美大島では1月末から緋寒桜が咲き始め、2月7日には「奄美桜マラソン」が行われます。桜を見ながらのハーフマラソンも楽しんでみませんか?

★東京で鹿児島県の味を楽しむなら……かごしま遊楽館

有楽町駅のすぐ近く。ほぼ毎日空輸される名物のさつま揚げをはじめ、100種以上の焼酎、郷土菓子「げたんは」など鹿児島ならではの食品が並びます。黒豚を使った食事処も人気。

住所/〒100-0006 東京都千代田区有楽町1-6-4

風土47
「かごしま遊楽館」の情報はこちらのサイトをご覧ください。

 編集協力:アンテナショップ・ポータルサイト 風土47/トラベルライター 中元千恵子
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