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さくらんぼ狩り(山形県)


美しい色あいと輝き、爽やかで上品な甘み、みずみずしく弾力のある果肉の歯ざわり……。

いまや、全国でファンが旬を待ちわびる初夏の名物です。

サクランボの生産量ダントツ日本一を誇るのが山形県。全国の約7割を占めます。特に奥羽山脈と出羽山地にはさまれた内陸部は雨が少なく、1日の寒暖差が大きいため、果樹栽培に最適。産地として有名な東根市や寒河江(さがえ)市、天童市を中心に、サクランボの果樹園が広がっています。

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サクランボのおいしい季節がやってきました…


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佐藤錦が食べ放題で1時間1500円


観光果樹園では、6月上旬から7月上旬は露地物のさくらんぼ狩りが楽しめます。

ここでいう“さくらんぼ”は品種の王様といわれる佐藤錦のこと。「栽培されている品種は約40種類あるけど、やはり味は佐藤錦が一番。甘さと酸味のバランスが絶妙で、果肉の弾力もいい」と、地元の生産農家の人は話します。甘いだけでも飽きがきてしまい、また、サクランボのおいしさは弾力のある果肉の食感によるところも大きいそうです。

東京銀座の有名果実店では、1粒数百円で売られている佐藤錦ですが、たとえば最もサクランボ生産量の多い東根市の観光果樹園では1時間1500円(東根市観光物産協会加盟25軒の場合)で食べ放題です。

なので、さくらんぼ狩りの時期は家族連れも多く訪れ、サクランボを頬張る子どもたちの笑顔が街にあふれます。


いまでこそ山形の名物として全国に名をはせるサクランボですが、熟した実を安定して出荷できるようになったのはここ20年のこと。霜や虫、病気に弱く、しかも雨にあたると皮が破れてしまうので、なかなか安定した生産に至りませんでした。雨除けのビニールシートの開発や生産技術の研究などを重ねてきたそうです。

また、雨が少ないことは、言いかえれば稲作には適さない土地だったため、水はけのよい土地でも育つものをと試行錯誤して果樹栽培に至った歴史もあります。宝石のルビーに例えられるサクランボですが、まさに土地の人たちの努力の結晶に思えてきます。

産地を歩くと、その土地ならではの話も聞こえてきます。

名物を育んだ気候や歴史、風土を感じながら、さくらんぼ狩りを楽しんではいかがでしょうか。

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努力が実を結んだルビー色の果実


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さくらんぼ狩り・種飛ばしゲーム




サクランボ狩りが楽しめる観光果樹園のある市町村問い合わせ先
■東根市観光物産協会  TEL : 0237-41-1200
■寒河江さくらんぼ会館  TEL : 0237-86-1811
■天童市観光物産協会  TEL : 023-653-1680

ほかに山形市、上山市、村山市、河北町、米沢市、南陽市、鶴岡市にも観光果樹園があります。

●山形県東京事務所からのコメント

大河ドラマ「天地人」、映画「おくりびと」の舞台となった山形県は、四方をぐるりと山々に囲まれ、自然のありがたみを肌で実感できるところです。

さくらんぼをはじめとした果物、山菜など一年を通じておいしい食べ物が豊富にあり、来年秋には、米どころ山形ならではの新品種「つや姫」がデビューします。

また、全市町村に温泉が湧出する全国唯一の県で、山や渓谷に囲まれた温泉、海沿いの温泉など、様々なタイプの温泉もお楽しみいただけます。

是非、山形へ足をお運びいただき、おいしい食べ物、おいしい自然、おいしい温泉を思う存分楽しんでいただきたいと思います。

★東京で山形の味を楽しむなら……「おいしい山形プラザ」

4月30日、銀座に山形県のアンテナショップがオープン! 物産品の販売や観光案内を行うほか、地元人気レストランも出店しました。山形のおいしさが満載の施設です。


住所/〒104-0061 中央区銀座1丁目5-10

ギンザファーストファイブビル1〜2階


風土47
 編集協力:月刊ウェブマガジン「風土47」/トラベルライター 中元千恵子
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