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くさや(東京都新島村)


独特の匂いがありながら、その美味しさからファンが多い「くさや」。伊豆諸島の名産品として知られています。

くさやは、新鮮な魚を「くさや液」と呼ばれる液に浸したあと、天日干しにした干物の一種です。

くさやにはいろいろな種類の魚が使われます。寒仕込みと言われる1月〜4月は青むろあじ、4月から夏にかけては大型の春とびうおや小あじ、そして、8月から秋にかけては地元産青むろあじや小型の浜とびうおでの生産が盛んになります。

なかでも青むろあじのくさやは最高級品で、特に秋に獲れる地元新物の味は格別です。

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伊豆諸島名産のくさや。
築地市場では約93%が新島産です


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くさやは丁寧に手作りされます

くさやの美味しさの秘密はどこにあるのでしょうか?

まず発祥ですが、遠く室町時代に遡ると言われます。最初は、普通の塩水に浸けた魚を干していました。しかし、江戸時代に幕府は「塩年貢」と言って、米の代わりに塩を年貢として納めることを伊豆諸島の島民に命じます。これによって、塩は貴重品となり、魚を塩漬けするのに、使い残しの塩水を何回も使うようになりました。塩水には魚のエキスが加わり、やがて熟成され、独特の風味を醸し出すようになったのです。


くさや液では、長年にわたって自然に染み出してきた魚の成分が作用するため、熟成までに相当の年月がかかります。中には数百年使っているものもあるのだとか。

「くさや液の造り方は秘伝として、代々家ごとに伝えられています」とメーカーの人が教えてくれました。昔は嫁入り道具のひとつとも言われたそうです。

ちなみに、塩分は干物が18〜20%であるのに対し、くさやの塩度は6〜8%。くさや液はくさや菌という乳酸菌の一種が含まれた発酵食品であり、ビタミンやアミノ酸も多く含まれています。

くさや発祥の地と言われる新島は、白い砂浜と青い海、澄んだ空が広がる美しい島。マリンスポーツやスカイスポーツが盛んで、体いっぱいで大自然を満喫できます。

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白い砂浜が広がる新島。
サーファーたちの憧れの島です


観光に関する問い合わせ先
■新島観光協会 TEL:04992・5・0001

●新島観光協会・新島村産業観光課のコメント

「人波につかれたら、東京の島・新島へ」。新島は、自然の恵ゆたかなスポーツとレジャーの島。マリンスポーツやスカイスポーツが楽しめることで知られていますが、ほかにもさまざまなプレイスポットがあります。新島文化の象徴ともいえるガラスアートセンターや温泉、遊歩道など新島は家族でも楽しめる島なのです。パンフレットもダウンロードできますので、新島観光協会のホームページ(http://www.kanko-kyokai-niijima.net)もご覧ください。


写真提供:新島村産業観光課

★東京で新島の味を楽しむなら……東京愛らんど

伊豆諸島・小笠原諸島への玄関口、港区竹芝客船ターミナル内にあり、島から届けられた焼酎やくさやの販売のほか、レストランでは島の味を楽しむことができます。

住所/〒105-0022 港区海岸1-12-2 竹芝客船タ-ミナル内

風土47
「東京愛らんど」の情報はこちらのサイトをご覧ください。

 編集協力:アンテナショップ・ポータルサイト 風土47/トラベルライター 中元千恵子
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