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海苔(佐賀県)


海苔の出荷量全国一位は佐賀県です。

佐賀県のノリの養殖は有明海の最も奥まった場所で行われます。ここは栄養豊かな河川と海流がぶつかる汽水域で、潮の干満の差は最大6m。この干満の差は美味しいノリが育つ大切な要素です。

佐賀のノリがなぜ美味しいのか、それを知る前に、まず自然界でノリがどのように育つのかおさらいしましょう。

ノリは海の中で葉っぱのような形をした葉状体(ようじょうたい)に成長し、春になると1番目のタネ(果胞子=かほうし)を作ります。果胞子は海の中を流れてカキなどの貝殻に付き、殻の中に枝を伸ばして成長します。これを糸状体と言います。

秋が近づくと糸状体の枝の先に2番目のタネ(殼胞子=かくほうし)ができ、やがて貝殻からいっせいに飛び出して海水面近くの石や岩に付いて発芽。冬にかけて葉状体に成長していきます。

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佐賀県は日本一の海苔の産地です


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パリッとしてうま味たっぷりの
海苔は和食には欠かせません

ノリの養殖は、糸状体を培養し、殼胞子ができるころにノリ網に付着させます。これを海の中で育てます。

佐賀県では、浅い海に支柱を建ててノリ網を張る支柱式養殖を行っているため、9月には有明海などでノリの支柱立てが始まります。

有明海は干満の差が激しいので、満潮のときは栄養たっぷりの水中で育ち、干潮のときはノリに太陽が当って光合成が活発に行われます。この繰り返しが、うま味が多く、口どけのよい上質のノリを育てます。

佐賀のノリは「佐賀海苔」として商標登録されています。


佐賀海苔の中でも、「味、姿、育ち」において特に優秀な佐賀海苔は「佐賀海苔 有明海一番(ありあけうみいちばん)」と認定されます。

これまで、海苔の等級は「色、ツヤ、形」で決められていましたが、佐賀県では世界で初めて美味しさの評価基準を分かりやすく定義。厳しい7つの項目をクリアした「有明海一番」は、1万枚のうち約3枚という確率の、まさに選りすぐりの海苔なのです。

その項目は(1)うま味の素となるたんぱく質が50%以上、(2)香りレベルが「優」以上、(3)焼き海苔の口どけが食感測定値「45回以内」のやわらかさ、(4)色、ツヤ、形の美しいもの、(5)一番摘みの初物、(6)ひと網300枚以内の厳選摘み、(7)育成記録により、素性が明らかなもの。

美味しい海苔の故郷は、もちろん海の幸の宝庫でもあります。食欲の秋、佐賀へグルメの旅に出かけてみましょう!

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ノリ養殖の支柱が並ぶ有明海。秋の風物詩です


観光に関するお問い合わせ
■(社)佐賀県観光連盟 TEL:0952・26・6754

●(社)佐賀県観光連盟のコメント

NHK『龍馬伝』の放映で幕末がブームですが、佐賀県も江藤新平や大熊重信、世界最新鋭のアームストロング砲の製造に成功した鍋島閑叟など、幕末に活躍した人物をたくさん輩出しています。幕末のエネルギーを感じながら佐賀の町歩きを楽しんでみませんか?

ホームページ「あそぼーさが」(http://www.asobo-saga.jp)では、歴女にもおすすめの「お城めぐり」の詳細も紹介しています。お城めぐりのほかにも、伊万里や有田など焼き物の里をめぐるのもおすすめ。秋の旅にはぴったりです。


写真提供:佐賀県有明海漁業協同組合


風土47


 編集協力:アンテナショップ・ポータルサイト 風土47/トラベルライター 中元千恵子
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