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茶摘み(静岡県)


「♪夏も近づく八十八夜……」

5月が近づくと『茶摘み』の歌が思い出されます。“八十八夜”は立春から数えて88日目、今年は5月2日です。古来より、春から夏へと移り変わる節目の日とされ、茶摘みの最盛期にもあたります。

お茶といえば静岡県ですね。第2位の鹿児島県を大きく引き離して、収穫量はダントツ1位。全国の約41%を作っています。作付面積ももちろん日本一で、伊豆半島南部を除くほぼ県内全域で茶の栽培を行っています。

お茶の木は生命力が強く、葉を摘んでもまた新しい新芽が伸びてきます。そのため、日本では茶摘みは1年に3回行われます。

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富士山をバックに広がる茶畑


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大井川鐵道のSLと茶摘み風景

“八十八夜”のころ、4月下旬〜5月下旬に行われるのが、一番茶の茶摘みです。一番茶は“新茶”と呼ばれ、今年初めて萌え出た新芽から作られます。その茶葉には秋から春にかけて蓄えられた栄養が十分に含まれていて、味と香りが最も豊かなお茶とされています。

その後、6月中旬〜7月上旬に二番茶、7月中旬〜8月下旬に、三番茶の茶摘みを行います。

「初夏から夏にかけて静岡を旅していただければ、茶摘みの光景を目にすることも多いと思います」と、静岡県観光協会の担当者。「ただ、写真によくあるような絣の着物は着ていないのですが」と、冗談交じりに付け加えてくれました。


県内には、茶摘み体験や茶葉の手もみ体験ができる施設もあります。高級茶を作る際の手もみ作業は、数時間かかる大変な作業。その一端を経験できるのは興味深いですね。

SLに乗って茶畑を眺める旅もおすすめです。茶の名産地として名高い川根地区を、大井川鐵道に乗って走ってみましょう。大井川に沿って走るこの鉄道では、1日1便のSL(休日やGWは2便、要予約)が走っています。SLの窓から大井川と茶摘みの風景を眺め、さらに奥のトロッコ列車“南アルプスあぷとライン”に乗り継げば、南アルプスの新緑がみごとです。

県内には静岡茶を使った料理やスイーツが食べられる店もあるので、お茶三昧が楽しめます。

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お茶の博物館「お茶の郷」では、
お茶の歴史を紹介しています


静岡県の観光に関する問い合わせ先
■(社)静岡県観光協会 TEL:054・202・5595

●静岡県観光協会からのコメント

日本一のお茶の産地である静岡県では、初夏から夏にかけて、富士山をバックに青々とした茶畑が広がる美しい景色が見られます。また、この時期は茶摘みも行われています。

大井川鐵道のSLに乗って川根地区を走り、茶摘みや新緑を眺める旅もおすすめです。起点駅の金谷駅の近くには、お茶の歴史などを紹介する「お茶の郷」があります。

由井や掛川など東海道の宿場町をめぐりながら、お茶の施設を体験するモデルコースもあります。日本平から眺める風景が絶景です。

ぜひ静岡で“お茶の旅”を楽しんでください。

詳しくは「ハローナビしずおか」をご覧ください。http://www.hellonavi.jp/index.html


写真提供:(社)静岡県観光協会


風土47


 編集協力:アンテナショップ・ポータルサイト 風土47/トラベルライター 中元千恵子
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